日本人メジャーリーガーが目標達成した! 夢を叶えるマンダラチャート：マツダ ミヒロ 、 松村剛志
いまやメジャーでもトップクラスのスターとなった大谷翔平選手。
2023年3月に開催されたWBCでは、まるで映画の主人公のような活躍で日本中を感動させました。
大谷選手の活躍がテレビで報じられる中、彼が高校時代に書いたという「マンダラチャート」を目にした方も多いのではないでしょうか。
彼は高校時代、ドラフト8球団から指名される選手になるという目標を掲げていました。
その目標に向かって鍛錬を続けた結果、名選手がひしめくメジャーにおいて2刀流という唯一無二のプレースタイルでトップを走る実力を身に着けました。
そしてこのマンダラチャートは、ビジネスやプライベートの場でも使える目標達成のプロセスを明確にする優れたツールなのです。
今回はマツダ ミヒロ氏 、 松村剛志氏著『日本人メジャーリーガーが目標達成した! 夢を叶えるマンダラチャート』をご紹介します。
目標達成のために思考を整理する
(出所：「オオタニサンのマンダラチャート」日本医科歯科大学)
マンダラチャートの優れた点は、9×9のマス目を活用することにより目標達成までに必要な要素を明確化し、俯瞰して見るようにできる点にあります。
例えばある作業を完遂するために、必要な作業を箇条書きにした人も多いかと思います。
箇条書き必要な作業を書きだし把握できる一方、一つ一つのタスクのつながりや意図が分かりづらいという弱点があります。
マンダラチャートでは目標に向けて必要な要素掘り下げ、かつ俯瞰して見ることが可能です。
大谷翔平選手のマンダラチャートを見てみましょう。
ドラフト８球団指名という目標に向けて必要な要素を書き出しています。
アスリートですから、野球の技術は磨き上げる必要があります。
例えば要素のひとつとしてスピード160kmを掲げ、それに必要な to do を書き出していることがわかります。
一方では一流の選手を目指す上で、野球の技術だけでなく人間性も必要な要素としているのがわかるでしょう。
一見、野球そのものからは無関係に見えても、優れた人間性が大谷選手が活躍する大きな要因となっていることは見て取れます。
このように、一つの目標に向けて一見関係性の見えない要素を書き出し、行動につなげるためのツールがマンダラチャートなのです。
マンダラチャートの活用術
マンダラチャートは私達の日常生活にも活用可能です。
例えば仕事。
営業成績で目標金額を達成するためにはどのような要素があるでしょうか。
商材への理解、顧客の信頼獲得、また常にはパフォーマンスを維持するための健康も要素に加わるかもしれません。
自身の考えつく要素を掘り下げながら to do 化し、どんどん実行していきましょう。
マンダラチャートはそのための強力なツールになります。
『日本人メジャーリーガーが目標達成した! 夢を叶えるマンダラチャート』には詳しい書き方、活用方法の他に実際に記載できるマンダラチャートのシートが付属されています（pdf形式で印刷する形式となります）。
大きな目標達成、転職、仕事の結果の他にも恋人づくりなどのプライベートにもマンダラチャートを活用し、人生を充実させましょう！
