習慣が人生をつくる!レス・ギブリン著、「チャンスがやってくる 15の習慣」

習慣が人生をつくる!レス・ギブリン著、「チャンスがやってくる 15の習慣」
チャンスがやってくる15の習慣
本
ワクセル
ダイヤモンド社
レス・ギブリン
渋井 真帆
(参考:ダイヤモンド社、レス・ギブリン (著)、渋井 真帆 (訳)「チャンスがやってくる15の習慣」)

こんにちは。
今回はレス・ギブリン著、渋井真帆翻訳『チャンスがやってくる 15の習慣』(ダイヤモンド社)をご紹介します。

心変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

上記はヒンドゥー教の教えです。
このブログでも紹介した元プロ野球選手・監督の野村克也氏、元メジャーリーガーのイチロー氏などのアスリートや、マザーテレサのような多くの偉人が座右の銘にしています。

普段の心持ちや行動、そして習慣を律していくことが人生を良い方向に導くことを示す際によく用いられる言葉ですね。
「チャンスがやってくる 15の習慣」では習慣、それも人間関係をよりよくするための15の習慣が紹介されています。

より良い人間関係をつくる習慣とはなにか。
人との縁を紡いでいける習慣とはなんなのか。
『チャンスがやってくる 15の習慣』の中身を少しだけご紹介します。

習慣の力

チャンスがやってくる15の習慣
本
ワクセル
ダイヤモンド社
レス・ギブリン
渋井 真帆

この本の翻訳者である渋井真帆氏はこの本と出会うまではビジネス講師として伸び悩む日々を過ごしていました。
しかし、ある時『チャンスがやってくる 15の習慣』の英語版を読んだことから、その内容を実践し、現在では受講が半年待ちの人気講師として成長しました。

その後、自身が感銘を受けた『チャンスがやってくる 15の習慣』を翻訳し世の中に送り出しました。
渋井氏はとにかく習慣は実践あるのみだと語ります。

15の習慣はどれもちょっとした意識付けや工夫で実践できる内容でできています。
本で内容を知るだけではなく、「習慣」として常に実践することで少しづつ確実に自分の人生を変えることができます。
15の習慣を、少しだけご紹介しましょう。

「聞き役に徹する」

『チャンスがやってくる 15の習慣』では、職場やプライベートで人間関係をよくするためのコツが淡々と書かれています。
では、相手にとって喜ばれる行動とは何でしょうか。

それはまずは「聞き役になること」です。
相手の話を聞いて、理解に努めることはそれだけで喜ばれるスキルになります。

しかし、ただ単に相手の話を聞くだけでは充分とは言えません。
まずは、相手の方をきちんと見ましょう。
会話の途中、スマートフォンで時間を確認するなどの行動も避けましょう。

どうしても時間に制約がある場合は腕時計を外して机の上に置くことがオススメです。

そのうえで、相手の話に相槌をうち、時には質問を投げかけましょう。
相手のいうことの理解に努めている事が伝わり、より関係性は良好なものになるでしょう。

一見すると会話の基本マナーのようですが、その基本を実践することが大切なのです。

「あった瞬間笑顔を向ける」

あった瞬間のイメージは、その後3年間は残るというのは有名な話かと思います。
では、どのような行動をとればより良い印象を与えることができるでしょうか。

それはずばり笑顔です。
初対面の時はもちろん、普段から交流する相手にも出会った瞬間に笑顔を向けましょう。

あった瞬間から笑顔を向けることで、その場の雰囲気は明るくなり過ごす時間も変わることでしょう。
笑顔はその場の空気も換えてしまう力があります。

もうひとつ、笑顔にはすばらしい効果があります。
それは、笑顔を向けられた相手も笑顔にするという効果です。
人は相手の態度を見て、同じような行動をとる傾向が強い生き物です。

だからこそ、笑顔は向けられた相手も笑顔にする力を秘めています。
『笑顔は、1ドルの元手もいらないが、100万ドルの価値を生み出す。』
という言葉がありますが、これは決して大げさなことではありません。

「1日に3人、褒め言葉をかける」

人にとって誉め言葉は、食べ物と同じくらい大切で欠かせないものです。
褒められていやな気分になった経験はないかと思います。

他人に対しては、嬉しい気持ちを普段からプレゼントするようにしましょう。
それが「1日に3人、褒め言葉をかける」という習慣です。

褒めることにはコツがあります。
ひとつめは、褒めるときは心から褒めることです。
おざなりな言葉ではなく、自分自身が心から感心することを相手に見出し褒めましょう。

ふたつめのコツは、相手の行動を褒めましょう。
例えば、子供がテストで100点を取ったとしましょう。
「○○くんは頭がいいね」
は相手の表面や結果を褒める言葉です。

それに対し、
「○○くんは毎日家から帰ったら勉強して努力してるもんね」
という言葉は具体的な行動を褒めています。
褒めることには、相手への理解も必要になります。
大変に聞こえるかもしれませんが、相手を嬉しい気持ちにするにはそれだけの価値があるのです。

習慣が変われば人生が変わる

チャンスがやってくる15の習慣
本
ワクセル
ダイヤモンド社
レス・ギブリン
渋井 真帆

いかがでしたでしょうか。
一つ一つは何気ないことですが、実践することで大きな力になるのが「15の習慣」です。
何気ないことですが、共通していることは相手の理解に努めて喜んでもらうことを実践しています。

誰しも相手の何気ない言葉や態度で、嬉しい気持ちになった経験があるでしょう。
そんな出来事が積み重なれば、人との距離がぐっと近づき良好な関係を創れるでしょう。

「チャンスがやってくる 15の習慣」ではそんな行動をひとつひとつ丁寧に伝えてくれます。
それらは、知っているだけでは効果は薄いでしょう。
習慣は実践することで身につき、行動を起こして初めて力を発揮します。

「チャンスがやってくる 15の習慣」を日々の生活で実践し、自分の人生を変えていきましょう。

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