(出典：マキノ出版「斎藤一人 絶対、なんとかなる」斎藤一人 著)
「銀座まるかん」の創業者にして、日本納税者ランキング一位にも輝いたことがある斎藤一人さん。
そんな斎藤一人さんの著書の一つ「斎藤一人 絶対、なんとかなる」（マキノ出版）をご紹介します。
斎藤一人さんは講演会やCDなどで自身が経営の中で培った人生訓を伝える活動を行っています。
「天国言葉」に代表する、人生を豊かにする考え方が多くに人に影響を与えてきました。
そんな斎藤一人さんは「プラスの波動」を起こす言動を大切にしています。
「プラスの波動」を起こす言葉を口にて、周囲を豊かする行動を起こすことで、人の人生は充実したものになると語っています。
「斎藤一人 絶対、なんとかなる」で言葉の大切さ、人生訓の一端を学んでみましょう。
言葉の力で
誰しも 毎日を笑顔で過ごしたい、幸せな人生を送りたいと思うことでしょう。
斎藤一人さんは幸せになることは権利ではなく義務だといいます。
幸せな気持ちでいれば行動に表れ、それが人の在り方や行動を変えてやがて幸運を引き寄せます。
とはいえ生きていると障害はつきもの。
家族や職場での人間関係の悩み、仕事で思うような成果が出ずに頭を抱える日々。
これまで自分ではどうしようもないこと、目の前に大きな壁を感じたことはないでしょうか。
自分の力ではどうしようもないと思えることに直面したとき、どうすればいいでしょう。
斎藤一人さんはそんなとき、「なんとかなる」と口に出すことが大切だといいます。。
「なんとかなる」はすごくパワフルな言葉です。
「なんとかなる」とつぶやくことは闇雲に前向きになればいい、と進めているわけではありません。
自分の意思で、神様の力を借りて問題を解決するための意思を持つことが大切だといいます。
決して運任せにするのではなく、運を自分の力に呼び込み前進する力に変えることを能動的に選択する言葉です。
「なんとかなる」という言葉は、力強い波動を持ちます。
前向きな気持ちを持てば、人は行動が変わります。
行動が変われば、自ずと運もついてくるもの。
「なんとかなる」の言葉の力を実際に使ってみましょう。
笑顔で口にしたい「なんとかなる」
充実した日々を送るためには、幸せな気持ちになる言葉を口にして自分の気持ちを変えていくことが大切です。
「なんとかなる」は心を整えるパワーがあります。
一方で、一見すると前向きなのにどこかパワーを感じられないことばかりを口にする人も多いでしょう。
「かなうかどうかわからないけど夢がある」
「大きすぎる夢で恐縮ですが」
こんな言葉を発している人は、自分の夢が「なんとかなる」とわかっていない状態です。
「なんとかなる」と口にすることで気持ちが上向き、笑顔で行動することができます。
笑顔で行動する気持ちを整える言葉が「なんとかなる」という言葉です。
「かなうかわからないけど～」
「自分の夢は大きすぎる～」
このような言葉を口にして、はたしてその人はパワーを感じるでしょうか。
「なんとかなる」
という気持ちで行動できる人は力にあふれ、同時に魅力的になります。
自分の高めるため、力強い言葉は大切です。
子供へも伝えたい「なんとかなる」
いつの時代も社会問題となっているいじめ。
自分の子供がいじめを受け、心配で居ても立っても居られない親御さんも多いでしょう。
いじめは親の目が届かない学校で起こる、子供同士の問題です。
もちろん学校や親御さんが助け舟を出すことも重要ですが、解決には子供自身が自分の力で解決しなければならない事も多くあります。
そんなとき親御さんは「なんとかなる」と口にし、実際に行動して見せるのが良いと斎藤一人さんはいいます。
「なんとかなる」と心から思える子供は、自分でも「なんとかなる」と思いながら行動することができます。
「なんとかなる」と口にしていると子供は自分が没頭できる何かを見つけることができます。
没頭できるものを見つけた子供は輝くことができます。
輝く子供がいる社会はきっとよくなるだろうと斎藤一人さんはいいます。
お金も招く！？「なんとかなる」
仕事はお金を招くもの手段です。
同時に自分の夢や目標を達成する手段でもあります。
立てた目標を追い続け、求めていた立場や収入を得た人。
あこがれの職業に就き才覚を発揮する人は世の中に大勢います。
その一方で同じ仕事していても給料や成果で差がつく人もいるでしょう。
それは思いの違いからくるといいます。
「稼げる、なんとかなる」
と思える人は気持ちや行動が前向きになります。
前向きな心を持ない人は壁に直面し、自分を信じられずにくじけてしまい、やがて持っていた夢も忘れてしまう…。
だからこそ気持ちを整える言葉「なんとかなる」を口にしながら行動しましょう。
言葉には魂、言霊が宿り大きな力を持つといいます。
言霊は言葉を口にした人にこそ、大きな影響を与えます。
講演会で言葉の力を伝える斎藤一人さん
いかがでしたでしょうか。
言葉の力は偉大です。
これは敬語を正しく使うようにしよう、という意味ではなく前向きな言葉を使い自身の心を整えようと伝えるものです。
自分の言葉を最もよく聞くの自分自身、そして最も大きな影響を受けるのも自分自身です。
斎藤一人さんの多数の講演を行い、使う言葉の大切さや行動の力を人生訓として伝えています。
自身が日本の高額納税者として名を連ねるのは、その人生訓が通りに日々を生きているからだといいます。
言葉にはプラスの力を持つものが多くあり、そのひとつが「なんとかなる」です。
今日から、仕事や私生活で壁に直面したときに、まずは「なんとかなる」と口にし、自分の行動を変えていきましょう。
