先人から利他の心を学ぶ「人生に迷ったら知覧に行け」

先人から利他の心を学ぶ「人生に迷ったら知覧に行け」

戦時中の日本人の想いからこれからの日本人の生き方を考える

8月15日は何の日?と聞かれて、知らない日本人はおそらくいないのではないでしょうか。
8月15日は「敗戦記念日」です。
1941年8月15日に日本国民に日本帝国の敗戦が伝えられました。
あれから78年が経ち、当時の状況を体験談として語ることができる方も少なくなってきています。
当時の人々がどんな思いで生きていたのかそこから私たちが受け継ぐ思いは何か。
これらを一冊にまとめた本が永松茂久氏著の「人生に迷ったら知覧に行け」です。

永松氏が知覧で学んだ「フォーユー」の精神

本作は、著者の永松氏が人生に迷ったときに祖父の言葉を思い出して、知覧特攻平和会館を訪れた時の衝撃と気付きを基に書かれている本です。
特攻への向かった人々が何を思い生きていたのか。
特攻隊の方の遺書や写真から伝わってくるものは、「家族のため」「国のため」という利他の精神でした。
そのことに感銘を受けた永松氏が「フォー ユー」の精神で生きることを提言されています。

出版を中心に多方面で活躍 ワクセルのコラボレーターにも

永松氏は自身が作家として活躍し、大ヒット書籍を出版するだけでなく、
次世代の作家の育成や講演会など多方面に活躍されています。
大手企業6社の大株主でもある嶋村吉洋氏が主催しているワクセルのコラボレーターとしても
活動されており、コラムを寄稿したり、嶋村氏と対談されたりしておられます。

当時の人々の想いを受け継ぐきっかけになる一冊

戦争について、語れる人が減ってきており、生の声から学ぶ機会が非常に貴重な時代だと感じます。
そんな中で永松氏の「人生に迷ったら知覧に行け」は、当時の人々の想いを私たちがどう受け取り、
後世に伝えていくべきかについて、とても考えさせられる1冊だと思います。
この機会に是非読んでみてはいかがでしょうか。

【参考文献】

永松茂久著 「人生に迷ったら知覧に行け 流されずに生きる勇気と覚悟」 きずな出版

ワクセルHP https://waccel.com/ 

自己啓発カテゴリの最新記事