株式会社Voicy社長の緒方憲太郎さんは、大手企業での業務やアメリカでの仕事の経験を経て、「話す力」の大切さに気づきスキルを磨いてきました。
著書の「新時代の話す力」では、自身の経験から話す力の大切さやスキルを磨く方法について記しています。
では、著者である緒方憲太郎さんの経歴や「新時代の話す力」の導入部分をご紹介しました。
後編であるこちらの記事では、具体的な「話す力」の磨き方についてご紹介します。
「話す力」に対してマインドセットをする
「話す力」の具体的な効果は何でしょうか?
円滑なコミュニケーションはビジネスではスムーズな仕事に繋がります。
情報が適切に伝わることにより、誤解や手戻りがなく効率よく仕事が進むのは信頼に繋がります。
チームのマネージメントにおいても、コミュニケーション力が重視されています。
多様なスキルやバックボーンの持つ人をまとめるリーダーは、どこの組織にも必要とされる人材です。
また、今の時代はせっかく身につけたスキルや知識も、数年で劣化するような流れの激しい世の中です。
その中で、コミュニケーションスキルは決して腐ることなく磨き続けることのできる稀有なスキルです。
だからこそ、これからの時代にこそ「話す力」は必要となります。
自分の話し方を知る
まず最初に行うことは自分の話し方を知ることです。
普段、自分がどのように話しているか知っている人はどれだけいるでしょうか。
話す力を向上するために、最初に自分の話し方について把握する必要があります。
スマホのアプリなどを使い、自分の声や友人との会話を録音し実際に聞いてみましょう。
最初は自分の声に違和感を持つでしょう。
自分の声は、実際に人に聞こえるときには自分の感覚とは異なって聞こえます。
まずは、この違和感に慣れましょう。
そして、録音から会話の曲を把握するように努めましょう。
選んでいるフレーズやテンポなどの特徴をつかんでください。
録音を通して客観的に見ることにより、客観的に自分の会話の改善点がわかります。
欠点が多いと感じても、それを克服しさえすれば高い「話す力」が身につくことでしょう。
理想の話し方を身につけるステップとして取り組んでください。
理想の話し方に近づける
自分の話し方を知ることができたら、徐々に理想の話し方に近づけます。
理想の話し方はひとによって様々です。
スティーブ・ジョブスのようにわかりやすい話し方を理想とする人もいれば、松岡修造選手のようなとにかく熱い思いが伝わる話し方を理想とする人がいるかも知れません。
こうした異聞が理想とする人の話し方を真似して、近づけていきましょう。
いまは動画サイトなどにより有名人のスピーチやインタビューなどの映像を簡単に集めることができます。
それらの資料から、理想の話し方の特徴を真似ていきましょう。
例えば、自分が好きだと感じたポイントや言葉選びなどです。
ひとつひとつ要素を意識しながら真似ていきましょう。
自治道な作業を繰り返すことで、少しづつですが自身の理想の話し方に近づいていけます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、「新時代の話す力」の内容をほんの一部だけご紹介しました。
自身の話し方を向上させたい、それによって仕事や日常生活の質を上げたいと感じた方はぜひ購入して読んでみることをオススメします。
そして、具体的な手順によって自分の話し方を改善していきましょう
「話す力」は人生のあらゆる場面に役立つ唯一無二のスキルです。
「話す力」で人生を変えましょう!