西野亮廣さんの「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」はマーケティングも学べる本

西野亮廣さんの「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」はマーケティングも学べる本

今回は久しぶりに西野亮廣さんの本を紹介します。

Amazon.co.jp: ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある : 西野 亮廣: Japanese Books より

こちらのサイトでも以前、西野亮廣さんの本では『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を取り上げています。
未来の自分ために。行動したくなる1冊【革命のファンファーレ】 – 仕事の本棚 (shigoto-no-hondana.com)

この本を紹介しようと思ったきっかけは、とあるSNS業界で成功されている方から、マーケティングの観点で勉強になると教えていただき、読んでみたからです。

西野亮廣さんといえば?

西野さんといえば、2020年12月に公開された映画『えんとつ町のプペル』の原作・脚本・制作総指揮や、会員数7万以上の国内最大級ともなっている「西野亮廣エンタメ研究所」という有料オンラインサロンの主宰としてご存知の方の方が多いかもしれません。
私が最初に知ったのは「キングコング」というお笑いコンビをされている時でした。
人気絶頂な中、メディア・テレビ出演をメインにした活動から退くことを決意し、そこから始めたのが絵本作家という道でした。

この本では絵本作家としての立ち上げの頃や、その時に感じていたことが赤裸々に描かれています。
そして、なぜ絵本作家として実績をつくることができたのか、『えんとつ町のプペル』が誕生し、大きな成果をつくることができたのかということも書かれています。

実はここに、マーケティングとしての考え方、ノウハウが詰まっているのです。

『ゴミ人間』から見るマーケティング論

絵本作家として立ち上げた時、他の活躍されている絵本作家と大きく違ったのがマーケティングの方法です。
どうやったら絵本は売れるのか?
実際に取り組まれた経験と考え方から、マーケティングとは何か?マーケティングで上手くいく方法についてが学べます。
そもそも、映画の作り方と広告戦略について書いてほしいという、出版社の依頼からこの本は生まれたそうです。
なので、西野さんのマーケティング論の根底には、映画を成功させたい!という映画制作に対する西野さんの想い、情熱があり、本を読むととても伝わってきます。

画像・写真 <西野亮廣>ゴミ人間〜『えんとつ町のプペル』誕生の背景と込めた想い〜「育児放棄」【短期集中連載/第2回】(3/3) | WEBザテレビジョン (thetv.jp) より

本当に読んでほしい人とは?

この記事の冒頭、マーケティングが学べる本と紹介しました。

ですが、西野さん自身の想いは、映画『えんとつ町のプペル』に登場する「ゴミ人間」みたいに、周りから笑われて、批判されたとしても、捨てられなかった夢があるように、自分も経験したことと今まさに同じ状況に遭っている人に対して、寄り添い励ますことを目的をした本とのことです。

マーケティング論を学びつつ、西野さんの真の目的も感じとっていただきたい1冊です。

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