同期と一歩差をつけろ!「伝わる話し方」が身につくオススメ本3選

同期と一歩差をつけろ!「伝わる話し方」が身につくオススメ本3選

会話に論理的要素を取り入れてわかりやすく伝えよう

論理的な会話

今回紹介する本を読んで実践したら、3ヶ月後には同期と大きな差がついているかも…!

わたしは実際、「話がわかりやすい」と上司からも同期からも一目置かれるようになりました。

それまでのわたしは、先輩や上司に自分の意見を伝えようと思っても「何が言いたいかわからない」「根拠は?」「会話になってないよ」など、一生懸命話をしているにもかかわらず、全然伝わっていなかったり、誤解を与えていることもしばしば。

なんとか自分の意見を伝えたいと思い本を読み漁り、たどり着いたのが論理的要素を大切にすること!
今回は、わたしがオススメの論理的会話が学べる本を紹介していきますね。

大人だからこそ読んでおきたい『高校生のための論理思考トレーニング』

高校生のための論理思考トレーニング
出典:筑摩書房公式ホームページ

この本は、「議論や論理的な会話がなぜ苦手なのか」その原因から知りたい方にオススメです。

 カリスマ英語講師の横山雅彦さんによる英語と日本語を比べての説明がとてもわかりやすく書かれています。

例文が多くてわかりやすい!そして、意見を言うのに大事な3つの要素(意見・事実・根拠)が三角形の図形で書かれていて、とてもイメージしやすいんです。

過去にわたしが友人に「スパイダーマン絶対に観たほうがいいよ」とオススメしたことがありましたが、友人からは「へ〜、そうなんだ」と興味のなさそうな返事がきました。
良さが伝わらないのもそのはず!そのときわたしは、3つの要素のうち「意見」しか言っていませんでした。

そこで事実と根拠を加えてみると…
「スパイダーマン絶対に観たほうがいいよ。個人的には映像のリアリティがすごく臨場感があって、戦闘シーンが手に汗握っちゃった!実際に映画は2002年から2019年で10作品以上上映されていて、最新作の『スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム』は興行収入も日本だけで30億超えるくらいの大人気なんだよ!」

そしたら返ってきたのは「観てみたい!」という言葉。伝えたいことが伝わった瞬間でした。

このように、3つの要素で伝えたいことが伝えられるようになりました。
この本を読むと、「それはなんで?」と言われる回数がぐっと減りますよ。

三角ロジックで噛み合う会話に『「超」入門!論理トレーニング』

超入門!論理トレーニング
出典:筑摩書房公式ホームページ

上記の『高校生のための論理思考トレーニング』と同じ著者の横山雅彦さんが書かれた本です。前述した本よりも実践的な内容になってます!

会話だけでなく、メールの作成についても書かれているので、より実践的なことを学びたい方にオススメです。

横山さんは3つのロジックを用いれば、伝えたいことを表現できるとおっしゃっています。
①クレーム=「論証責任」を伴う(主張・意見)
②データ=①を支える「事実」
③ワラント=②を挙げる「根拠」

例えば、
クレーム=この映画はおもしろい
データ=宮藤官九郎の脚本だ
ワラント=自分的に、宮藤官九郎の脚本にハズレはない

このように、意見に対して、事実と根拠があると伝わりやすくなります。

ツイッターなどのSNSで多く見られるのは、「このラーメンまじうまい!」と、自分の意見だけ主張しているもの。事実や根拠がないから、本当に美味しいのかはわからないですよね。

わたしも仕事に置き換えてみると同じことをしていました!同僚の提案に対して「その案良いですね」とだけ言って終わっていました。
何がどう良いのかを伝えていなかったので、相手からしてみたら具体的にどう良かったのかを知りたかったはずです。

今では、どこがどう良いのかを整理してから発言するようにしました。その結果、自分の考えを聞かれることも増え、上司や同僚からの信頼を得られるようになりました。

4つのステップで論理的に考える『「自分の意見」の方程式」』

「自分の意見」の方程式
出典:角川書店公式ホームページ

この本は現役東京大学生の西岡壱成さんの著書。西岡さんは意見を言うことを意識しはじめて、偏差値35から東京大学に合格されたそうです。

そして、この本では意見を言うことの大切さや、そもそも「意見」とはどういうものなのかがわかりやすく説明されてます!

「意見=①事実+②問題+③自分+④提案」

上記のように意見を定義づけされています。①〜④のステップで意見を作成していきます。各項目ごとにどうやって分析して考えて作成するのかが、具体的に書かれていて、わかりやすい!

さらに、良い意見と悪い意見の違いもパターン化されて明確に書いてあるので、今まで自分が言ってきた意見がどのパターンになっているか、自分のクセに気づくことができるので、自分の分析をするためにもオススメです。

考えをまとめるときや、プレゼンで資料をつくるときにも、どのステップがうまく出来てないか客観的に見れるようになりました。映画のストーリーを作るような感覚で意見を作成できるので、考えることが楽しくなりました。

論理的要素を手に入れて、相手に自分の意見を伝えよう!

伝わるスピーチ

今回紹介させていただいた本はどれも読みやすく、即実行に移せることがたくさんあります。

わたし自身、データ、事実はあるか?問題点はどこか?自身の考えはあるか?など考えて意見を言うようにしてから、上司に意見が伝わる回数が増えています。
どんどん会話の質が上がってきていることを実感中!

更に、一つの事柄に対して分析したり、深く考えることが出来るようになりました。その結果、知識に深みが増した気がします。
意見がわかりやすく伝えれるようになったことと重なって、頼りがいが増したのか、同僚からも毎日質問されるようになりました。

ぜひ、本を読んで実践してみてください!きっと自分の意見がはっきり伝わるようになりますよ。

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