ワクセルで『広報共創塾』プロジェクトで活躍中の吉川公二さんが語るメディアの心得!「広報の心」

ワクセルで『広報共創塾』プロジェクトで活躍中の吉川公二さんが語るメディアの心得!「広報の心」
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吉川公二

(吉川公二 著;広報の心―広報の達人たちは苦難をどう乗り越えたのか―)

吉川公二さんは東証一部上場企業(フェリシモ)で長年広報担当としてPRの実績を積み上げてきました。
長年培われた経験から書かれた『広報の心―広報の達人たちは苦難をどう乗り越えたのか―』は、情報発信の技術だけでなく、人と人の信頼関係を築くことの重要性を語る一冊です。

広報の現場はいかなるものか、仕事を完遂する上でのプロの基準をこの本では学べます。

信頼を獲る広報

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広報活動の基本は、ステークホルダーとの信頼関係を構築することにあります。
ここで言うステークホルダーとは、顧客、メディア、地域社会など、組織と相互関係を持つすべての人々を指します。

信頼を獲るためには、誠実さと透明性が不可欠。
情報を隠さず、問題が発生した際にも正直に向き合う姿勢が信頼を生む基盤となります。
たとえば、問題発生時には「詳細な説明」と「早期対応」を不可欠な習慣としていることが重要です。

これにより、外部の相手だけでなく、社内の人々との信頼関係も強化され、組織全体で積極的な広報活動が可能になります。

共感を呼ぶ広報

情報を発信する上では、ただ事実を伝えるだけでは不十分。
相手の立場に立ってメッセージを作成し、共感を得ることで、一歩進んだ信頼関係を構築できます。

ここで有効なのが、ストーリーテリングの手法です。
ストーリーテリングとは物語を語ることで、物事の印象を人に残す手法のこと。
物語を通じて情報を伝えることで、相手の感情を動かし、より深い理解と共感を得ることができます。

たとえば、新商品を紹介する場合、その商品がどのように人々の生活を変え、どんな感動を与えるかを説明することで、相手に自分ごととして受け止めてもらうことができます。

メディアとの良好な関係を築く広報

広報において、メディアは情報を広める重要なパートナーです。
しかし、単にプレスリリースを送るだけでは、有効な情報発信は成立しません。
記者や編集者との信頼関係を構築することで、より強力な情報発信が可能になります。

日頃からメディア関係者とのコミュニケーションを大切にし、情報提供だけでなく、取材の要望やフィードバックを歓迎する姿勢も重要です。
これにより、事故や問題発生時にも、信頼関係をもとに適切な対応を得ることができます。

ワクセルのプロジェクトでも伝えている広報の心得

『広報の心』を通じて、広報活動の本質が「信頼」と「共感」にあることがわかります。
この本では広報の仕事は単なる情報発信ではなく、相手との関係性を築くことが広報の本質であることが強調されています。

特に、ストーリーテリングはどのようなビジネスにおいても、物事への感動を伝えるうえではとても大切なスキルなのでなないでしょうか。
ただ事実を伝えるだけでなく、相手に感動や共感を与えることで、情報の受け取り方が大きく変わることを再認識しました。

吉川公二さんは現在、ワクセルのプロジェクト『広報共創塾』で企業広報の場で活躍する人のための情報股間や勉強の場所を提供しています。

現場で培われた広報の信念、考え方、仕事術を学べる一冊です。

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