オールドルーキーの成功の秘訣!安彦 考真 著「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」(後編)

オールドルーキーの成功の秘訣!安彦 考真 著「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」(後編)
安彦考真 
Jリーガー
サッカー
オールドルーキー
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コラボレーター
トークセッション

(安彦考真:おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ)

Jリーグ史上最高年齢となる40歳1か月と9日でデビューした安彦考真さん。
再燃した自身の夢をかなえるために、クラウドファンディングで資金を集めトレーニングを開始します。

とはいえ、40歳を間近となった安彦選手にとってプロデビューは厳しい道のりとなりました。
その道程は、ビジネスの場でも生かせる思いや考えにあふれています。
今回は、オールドルーキーの成功の秘訣!安彦 考真 著「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」(前編)に引き続き「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」に学ぶ成功の秘訣をご紹介します。

相手に、自分の価値を伝える

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同級生であった卓朗に、僕は年俸はいらないこと、クラブの考えをチームに浸透させる意味で自分が役に立てること、営業も含めてガンガンやるから獲得して損はないことをプレゼンした。

~安彦 考真 著「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」p28

スポーツ選手にとって、40歳でのデビューは並大抵のことではありません。
ましてや、契約を結ぶチームにとっては若く成長の伸びしろが大きい選手の方が魅力が大きいもの。
そんな中、安彦選手は自身をチームに置く価値を伝え続けます。

単なるいち選手としてではなく、社会人としての経験から若手にチームの中から影響を与えることができる。
社会人として遠回りし40歳を目前として年齢だからこそ、その経験値から若手に伝えられることがある。
40歳となる自分の挑戦はチームの宣伝にもなる。
なにより、クラウドファンディングを利用した新しいアスリートとしての姿を見せること。
それが安彦選手が与えらる価値でした。

自分のウィークポイントなる部分を、むしろ価値に変えたのです。
そして、それを伝えていく努力を決して怠りませんでした。
価値を作り、ひとに伝えることはすべての目標達成の始まりです。

志をともにする仲間を作る

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最初は驚きましたが、私はナチュラルにアビさんならやれるんじゃないかと思いました

~安彦 考真 著「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」p42 プラクティスフィールド・チーフディレクター 木村匡宏さんの言葉~

価値を伝えること。
周囲からの反応は決してポジティブなものばかりではありません。
それでも、自身の思いが伝わったときそこには仲間が、そしてチームができます。

まずはトレーニングを支える3人のトレーナーチーム。
なかでもプラクティスフィールド・チーフディレクターである木村匡宏さんは、安彦さん(アビさん)のプレゼンを聞き、その力強さを感じていました。

安彦選手の挑戦にネガティブな言葉を投げかける人もいる中で、背中を押し応援してくれる人も多くいます。
冒険家の故・栗城史多さんもその一人です。
夢を追うとき、目標を目指すとき志を理解し共にする存在は確かにいます。
自分の思いを伝え、チームを作りましょう。

まとめ ~夢をかなえたその後、、、~

いかがでしたでしたでしょうか。
安彦氏は2020年をもってサッカー選手としては引退します。
しかし、いまでもひとりのアスリートとして活動は続いています。

現在ではプロ格闘家として顔を持つ一方、ワクセルのコラボレーター等、各メディアのトークセッションを通じ、スポーツの魅力を発信する活動に尽力します。

無謀にも見える40歳でのJリーグ挑戦、その夢を形にした安彦さんは自身の経験をより多くの人間に伝えています。
日々、仕事で切磋琢磨する中で私たちも安彦さんの挑戦から、目標を達成するためのプロセスを学びたいですね。

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