自分が船長ルフィになって、一生涯の仲間つくる！
『ONE PEACE』といえば、世界に誇る国民的マンガ！
週刊少年ジャンプで1997年に尾田栄一郎さんによって連載を開始し、なんと23年！（2020年現在）
1999年にアニメが放送開始されてからも、幅広い年代に愛されています。
わたしも小学生のときから、人生の教科書のように熱読しており、努力や根性、義理人情をたくさん学びました。
同じワンピース好きの先輩から、この【ルフィの仲間力 『ONE PEACE』流、周りを味方に変える方法】（安田雪 著）をおススメしてもらい、即購入。
早速読んでみましたが、『ONE PEACE』のさらなる魅力に気づいたことはもちろん、ルフィになぜ魅力ある仲間が集まるのかをとても分析している！
フィクションの世界ではありますが、現実にもルフィ達のような強い絆で繋がった仲間はつくれるのです。
仲間づくりで大切なことは「ビジョンを持つこと」、「目の前の人を信頼し、愛すること」だとか。
ルフィのように、自分の目標に向かってまっすぐで、人を大切にする人と出会ったら友達になりたいと思いませんか？
ぜひ、「『ONE PEACE』が好きで、よりキャラクターの魅力を知りたい」「ルフィ達みたいな仲間を自分も持ちたい！」という人にこそぜひ読んでいただきたいです。
想いを言葉で伝える！ルフィのビジョンに仲間は集まった！
主人公のルフィの名言といえば、「”海賊王”に!!!おれはなるっ!!!!」でお馴染みですが、ルフィのこの大きな夢（目的）はたくさんの人に笑われて馬鹿にされました。
ただ、最高の仲間集めのキーは大きなビジョンを語ること！
ひとりでは到底成しえないような大きなビジョンに人は惹きつけられます。
はじめ、ゾロやナミはルフィの夢を馬鹿にしていましたが、ルフィのビジョンへのまっすぐさに惹かれ、ルフィの仲間になります。
また、ここで注目したいことが2つ、
- ルフィは仲間集めを目的にしていないこと
- ルフィがどれほど強くてもひとりでは海賊王になれないこと
できないことを認めて、素直に人に助けを求めることは結構勇気がいりますが、ルフィは自分のビジョンを叶えるために仲間が必要なこと、自分には仲間に助けてもらう必要があると認めています。
仲間がほしいと思ったら、ルフィのように大きなビジョンでなくとも、自分自身でやりたいことをしっかり持つことが、まず仲間づくりのスタートです。
麦わら一味のような強固な信頼関係をつくるには？
ルフィと仲間たちは強固な絆で結ばれており、お互いの信頼関係が本当に強いです。
みんな最初は、ルフィに仲間に誘われて断りますが、ルフィのまっすぐさや相手を想う気持ちが伝わり仲間に加わります。
ルフィの仲間のひとりのニコ・ロビンというキャラクターは最初は敵として、ルフィ達の前に現れますが、本人から仲間になりたいという申し出を、他の仲間の反対を押し切って仲間入りを認めます。
ただ、ロビンは当初ルフィ達のことを名前では呼ばず、「船長さん」、「航海士さん」と呼び、距離を取っていました。
ロビンがルフィ達と冒険をしていくなかで、少しずつ打ち解けてきた頃にロビンが強敵に捉えられるエピソードがあります。
ロビンはルフィ達に敵の危害が加わらないように冷たく突き放しますが、
ルフィ達が危険を顧みずに助けにきたときから、取り繕っていた心の壁が崩れ、このシーンではじめて仲間の名前を呼びました。
ルフィ達は、血が繋がらない大人達から無償の愛を受けてきました。
本書でも取り上げていますが、無償の愛や信頼を受けていたからこそ、人を大切にできるのだとか。
家族や恋人以外でも、血の繋がりがなくとも目の前の人へ無償の愛や信頼をまっすぐにぶつけることが強固な信頼関係をつくっています。
あなたも本当に信頼し合える仲間がつくれる！
人生の仲間と聞いて憧れはしますが、正直マンガの中の世界だと思っていました。
一緒に大航海はせずとも、自分のビジョンを持ち、目の前の人を信頼して、同じ目的をもって動く仲間はできると思います。
高校球児で「甲子園を目指す！」と決めた仲間も、生まれや育ちは違いますが、同じ目的を持った仲間と努力をして壁を乗り越えていくことと似ています。
わたしもシンプルにルフィみたいな仲間がほしいと思います！
だからこそ、まず自分がルフィみたいな人柄になる！
『ONE PEACE』が好きな方や、一生信じあえる仲間がほしい方はぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか。
