今、メディアでも話題の女性経営者、南場智子さんの「不格好経営: チームDeNAの挑戦」

今、メディアでも話題の女性経営者、南場智子さんの「不格好経営: チームDeNAの挑戦」

プロ野球の日本シリーズが始まり連日熱戦を繰り広げていますね。
今年はプロ野球のセリーグの日本シリーズ進出が「横浜DeNAベイスターズ」に決まりました。
私もそのセレモニーを偶然テレビで見ていたのですが、監督、選手、スタッフと一緒にファンに嬉しそうに深々お辞儀をされている女性が映っていました。

その方は「横浜DeNAベイスターズ」のオーナーで、株式会社ディー・エヌ・エー創業者、代表取締役会長の南場智子さんでした。

今回は、その姿がメディアで取り上げられたりと今話題の経営者、南場智子さんの著書「「不格好経営: チームDeNAの挑戦」を紹介したいと思います。

不格好経営: チームDeNAの挑戦 | 南場 智子 |本 | 通販 | Amazonより

こちらの本は、南場さんが創業した株式会社ディー・エヌ・エーの成り立ちや経営哲学、そしてチームへの挑戦を描いた一冊です。

経営者としてビジネスの成功に必要な要素や、ビジネスパーソンやリーダーにとっての、リーダーシップ、チームワークの重要性について深く考えさせられる内容となっています。

私自身もこの本から、南場さんの情熱が伝わり、経営やチームの在り方について新たな視点を得ることができました。

不格好さの美学

本書のタイトルにもある「不格好経営」とは、完璧を求めるのではなく、むしろ不完全さや不器用さを受け入れることから始まります。

南場さんは、ビジネスの世界では「完璧」を追求するあまり、柔軟性や創造性を失ってしまうことが多いと指摘します。自身の経験を通じて、失敗や試行錯誤を重ねることが成長につながると強調しています。

この考え方は、チーム作りにおいても非常に重要です。

チーム作りで大事なこと

南場さんは、DeNAの成功は個々の才能だけでなく、チーム全体の力によるものであると述べています。リーダーとしての役割を果たす中で、メンバーひとりひとりの意見やアイデアを尊重し、共に成長することを重視したそうです。この行動はチームワークの力を最大限に引き出すために不可欠とのこと。

また、チームワークの力は、メンバーが協力し合うことだけではありません。
南場さんは、失敗を恐れずに挑戦する姿勢が、チーム全体の成長を促すのだと述べています。

完璧を求めるあまり、メンバーが自分の意見を言えなくなるような状況は、チームの創造性を損なう要因となります。失敗を受け入れ、そこから学ぶ文化を育むことこそが、メンバー同士で安心して意見を出し合い、より良いアイデアを生み出すことができるのだそうです。

不格好さを受け入れて挑戦する

完璧を求めるあまり、行動を起こせないことが多いのではないでしょうか。
南場さんの「不格好さを受け入れる」というメッセージは、私たちにとって非常に重要です。
失敗を恐れずに挑戦することを、私も大事にして、成功体験を増やしていきたいです。

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