「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」で学ぶ重要な「余白」のポイント

「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」で学ぶ重要な「余白」のポイント

どうやったら目に留まり、見映えするDMやチラシ、YouTubeなどのSNS投稿ができるのだろうか?
制作者の自己満足ではなく、ユーザー満足の目線ってなんだろう?

デザインやクリエイティブな仕事をされている方なら、一度は悩み、考えたことはないでしょうか。

私もライターや、チラシ、SNS画像を制作する中で、そのような悩みを持っている時、先輩から教えていただいた本が今回紹介する「けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本」です。

引用:けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本 | ingectar-e |本 | 通販 | Amazon

デザインは「余白」が9割。
どこかで聞いたことがあるようなこのキャッチフレーズ。
その方曰く、デザインは余白を制したら強いよ!とのことだったので、読んでみることにしました。

デザインのNG/OK紹介が分かりやすい

例を見ると、受け取る印象がNGとOKのパターンでどう違うのか、そして制作する時のポイントは何かが、とても分かりやすく説明されています。

例えば上の写真のように、カフェメニューだったら、写真がどうだったら目に飛んでくるか?という観点で、写真レイアウトと余白のバランスがポイントとなるそうです。

また、別の例で、プレゼンテーション資料だったら、結論は何か?という観点から、グラフなどのデータの配置とフォントサイズ、さらにはキーカラー(黄色)を効果的に使うことがポイントとなるようです。

このように制作物やシチュエーション別に余白の使い方だけでなく、見やすい文字選び、写真の加工など、制作のポイントが学べ、即実践したくなる本です。

そもそも「余白」とは?

余白とは「何もない空白の部分」のことで、デザインの場合の余白は「文字や装飾などが入っていない部分」と捉えるそうです。

なぜか、いわゆる「余白恐怖症」という、余白があったら埋めたくなる傾向にあるようで、デザイン制作の初心者はついつい余白を埋めがちだと述べています。確かに私も、余白を埋めようと文字を大きくしたり、情報を足したりしがちでした。

余白恐怖症を克服しよう

この本では余白は埋めるものではなく、つくることに意識をするとよいと述べられています。
余白を上手に使ったレイアウトは洗練された印象を与えますし、誰でも今より一歩垢ぬけたおしゃれなデザインができるそうです。

デザインに携わる方だけでなく、プレゼン資料作成をされるビジネスパーソンの方にもおすすめのこちらのこの本。余白の達人になり、上手く伝えるコツをがつかみ取っていただけたらと思います。

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