片桐はいりさんのエッセイ「わたしのマトカ」と映画「かもめ食堂」の共通点

片桐はいりさんのエッセイ「わたしのマトカ」と映画「かもめ食堂」の共通点

今回は、読むと優しい気持ちになれるエッセイを紹介したいと思います。

その本は片桐はいりさんの著書「わたしのマトカ」です。

わたしのマトカ (幻冬舎文庫) | 片桐 はいり |本 | 通販 | Amazon

こちらの本は、片桐さんが映画「かもめ食堂」の撮影でフィンランドに1カ月滞在したことをきっかけに書き下ろした、初めてのエッセイ集です。片桐はいりさんの持つ独特な視点と感性が詰まっていて、日常の中に潜む小さな幸せや、旅の楽しさを再発見させてくれる作品となっています。

本書では、旅の中での小さな出来事がどれほど大切で、人生を豊かにするかを教えてくれています。片桐さんは、旅先での食事や出会いを通じて、日常生活では味わえない特別な瞬間を大切にされているのが伝わります。そして片桐さんの言葉には、旅の楽しさだけでなく、日常生活の中にも幸せを見つけるヒントが散りばめられているのです。


「かもめ食堂」は、フィンランドのヘルシンキにある小さな食堂を舞台にした映画で、2006年3月に公開されました。小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが日本人女性を演じて話題にもなった作品です。

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映画では主人公が食堂を営む中で、出会う人々との心温まる交流が描かれています。また、食を通じて人々がつながり、心の距離が縮まる様子を、フィンランドの大自然の美しさと共に映像で表現した作品です。

このエッセイと映画二つの作品に共通しているテーマは「人とのつながり」や「日常の大切さ」だと思いました。

片桐はいりさんのエッセイでは、彼女自身の経験を通じて、日常の中にある小さな幸せを見つけることの重要性が語られています。映画「かもめ食堂」でも、食を通じて人々が心を通わせる様子が描かれ、観る人を温かくしてくれます。

私自身、こちらの2つの作品を通じて、日常生活の中での小さな幸せや人とのつながりを大切にすることの重要性を再認識しました。忙しい日々の中で、ふと立ち止まり、目の前の小さな大事なことは何か、大切にしたい幸せとは何か、きっと見つめ直すきっかけになると思います。また冬季休暇を利用して映画「かもめ食堂」と合わせて読むのもおすすめです。

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