
本日は西原亮さんの『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』をご紹介します。
フリーランスとして仕事をしていると、さまざまな現場で働く機会があります。
現場ごとにタスクの内容は違っても、「この人は仕事ができるな」と感じる人には共通点があります。
そんな「できる人の共通点」を言語化したものがほしいな、と思っていて見つけたのが、西原亮さんの『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』です。
西原亮さんは、慶應義塾大学卒業後、経営コンサルティング会社に入社。
全社組織改革や新規事業立案、海外事業展開などに携わりました。
5年間のコンサルタント経験を経て、2013年に父親の跡を継ぎ、株式会社明治クッカーの代表取締役に就任。
厳しい環境にあった牛乳配達事業を立て直し、売上・従業員数ともに10年間で約7倍へ成長させています。
できる人には「あたり前」がある

どんな人でも、初めのころは初心者として仕事を始めます。
それが5年、10年と経過するうちに、仕事ができる人とそうでない人に分かれていく……。
しかし、仕事ができる人の条件は、頭の良さでも知識の量でもありません。
西原亮さんは、仕事ができる人の前提は「あたり前のことを、あたり前にやること」だといいます。
あたり前のことを、あたり前にやることで信頼が生まれる。
そして、その信頼を積み重ねられる人が、周囲から「仕事ができる人」と評価されるのです。
では、仕事ができる人の「あたり前」とは何なのでしょうか。
「わかったふり」をしない
『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』p28
仕事でわからないことがあったとき、恥ずかしさから「わかったふり」をしてしまうことがあります。
しかし、曖昧な理解のまま仕事を進めれば、認識のズレが大きな手戻りにつながります。
わからないことをその場で確認し、相手と認識を合わせる。一時の恥ずかしさよりも、仕事の正確さを優先することが大切です。
「事実」と「主観」を切り離す
『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』p33
仕事では、自分がどう感じたかという「主観」と、実際に起きている「事実」を混同しないことが重要です。
「かなり遅れています」ではなく、「予定より3日遅れています」と伝えれば、相手も状況を正確に判断できます。まず事実を整理し、そのうえで自分の意見を伝える。
この習慣が、コミュニケーションの精度を高めます。
価値を出すことに集中する
『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』p38
仕事では、長時間働いたことや多くの作業をこなしたこと自体に価値があるわけではありません。
大切なのは、その仕事によって相手にどのような価値を提供できたかです。
「自分が何をしたか」ではなく、「相手が何を求めているか」を考え、限られた時間と労力を価値につながる仕事へ集中させることが重要です。
地道なことの積み重ねが「仕事のできる人」をつくる

いかがでしたでしょうか。
『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』に書かれていることは、ある意味では、その名の通り「当たり前のこと」かもしれません。
しかし、当たり前のことを言語化し、それを地道に実践できる人が限られているからこそ、仕事ができる人とそうでない人の差が生まれるのでしょう。
それなら、本書に出合えた人は幸運かもしれません。
「仕事ができる人とはどんな人か」という答えを先に知って、それに向かって一つずつ成長していけばよいのですから。
私も、仕事のできる人を目指して、地道な積み重ねを続けていきます。