仕事のパフォーマンスを高める効果的な食事の取り方

仕事のパフォーマンスを高める効果的な食事の取り方

プロスポーツ選手のように食事でからだをつくる!

最近、本を読む習慣も板についてきました。自宅で過ごす時間帯も増えたので、読書する機会も増えてきています。

食生活にも変化がありました。今までほとんど頼まなかった宅配サービスも使うようになり、自炊することも多くなりました。今回は、ライフスタイルが変化した時に読んだ石川三知氏の著書『脳を操る食事術』を紹介します。

石川三知氏の著書『脳を操る食事術
出典: SBクリエイティブ株式会社

石川氏は栄養管理士として、フィギュアスケートの荒川静香選手や高橋大輔選手、陸上の末續慎吾選手、サッカーの長友佑都選手をサポートしてきました。
さまざまな分野のトッププロの方々とお仕事された方だけあって、経験から語られる言葉には重みがあります。

この本を読むまでは、食べたいものを好きなだけを食べてました。もちろん、野菜をこまめにとる、昨日食べ過ぎたら翌日は食事の量を調整するなど、多少気はつかってきましたが。

それでは、仕事のパフォーマンスをあげるためにすぐに実践できる食事法を2つ紹介します。

間食の取り方で、集中力が変わる!

1日中仕事をしていると、ふと集中力が途切れる瞬間ってありませんか。
そんな時私は、コーヒーを飲んだりチョコレートを食べたりしています。

仕事の集中力を高めるお菓子

『脳を操る食事術』に、仕事中の間食に関するアドバイスがありました。

脳のエネルギー源はブドウ糖だけなので、集中力が切れたときはブドウ糖を補給して血糖値を上げる必要があります。お菓子などの甘いものを食べると血糖値はあがるため、一時的には効果があるかもとのことです。ただ、急激に上がった血糖値はすぐに下がるので、持続性はないと書かれています。

そこでおすすめなのが、カカオ成分が多いチョコレートです。本編では触れられていませんが、カカオポリフェノールの効果は脳を活性化する効果があると言われています。
また、コーヒーについては、摂取量について言及されています。カフェインは血糖値を上昇させるが、耐性がつきやすいそうです。飲み続けても効果が持続するわけではなく、逆にミネラル不足に陥る可能性があるとのことです。エナジードリンクの場合は、糖分が多く含まれるため、飲みすぎないように注意しましょう。

私は何気なくコーヒー飲んだり、チョコレートを食べたりしていましたが、考え方を改めようと思いました。集中力が低下してイライラした時は、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB群が補給されるものを食べます。大豆製品やアーモンドは、コンビニで購入できるので実践しやすいと思います。ほかにも集中力を上げるための食べ物が多数書かれているので、本書でご確認ください。

食生活が乱れてしまった場合の対処法

『脳を操る食事術』には、夜10時以降に食事する時はどうすべきかとか、二日酔いの場合は何を食べたらよいかなど、ついやっちゃったなという時の対策も提案されています。

晩ごはんが夜10時以降になってしまう場合は、途中で間食すると良いです。昼ごはんから10時間以上も何も食べていないと身体が飢餓状態になります。そのため、脂肪をためこみやすくなるから飢餓状態になる前に、間食をとって栄養を補給する必要があります。
間食としておすすめされていたのは、ドライフルーツとナッツです。この2つは、血糖値をゆるやかに上昇する効果が期待されます。さらに、ビタミンやミネラルが含まれているので、リフレッシュ効果も期待できます。

二日酔いの場合は、具だくさんの味噌汁がおすすめです。二日酔いになると、からだが脱水症状を起こしているので水分を補給する必要があります。そして、肝臓がフル稼働しているのでアミノ酸や各種ビタミンなどを摂取する。それらを満たしてくれるのが、具だくさん味噌汁です。具材は、じゃがいも、かぶ、豆腐、わかめ、たまねぎ、かぼちゃ、さつまいもなどがおすすめです。タウリンが豊富なしじみも効果的なので、入れてみてはいかがでしょうか。

最高のパフォーマンスを出すために、食事はその力になる!

夕日の中を謳歌する

脳を操る食事術』を読んで、改めて食事の大切さを学べました。美味しいものを好きなだけ食べたいという思いは今もあります。ただ、仕事を通じて達成したい目標があるし、なりたい自分の理想像もある。そのためだったら、効果的な食事をしたいと思いました。私たちもスポーツ選手と同じで、最高の結果が欲しいなら、身体のコンディションを整える必要があります。皆おなじなんだと思えると頑張れる気がしています。

今は、職場にドライフルーツとナッツを常備しておくようになりました。他にも、どんな栄養素が仕事のパフォーマンスを上げるのかにもアンテナをはって、いろいろ調べるようになっています。今後も、より多くの仕事がこなせるようになるために、身体のコンディションを整えていきます。

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