英語の勉強の方法から勉強しよう!「カラー改訂版世界一わかりやすい英語の勉強法」

英語の勉強の方法から勉強しよう!「カラー改訂版世界一わかりやすい英語の勉強法」
英語
関正夫
世界一わかりやすい英語の勉強法
KADOKAWA
ワクセル

出展:世界一わかりやすい英語の勉強法 カラー改訂版 KADOKAWA

仕事や海外旅行で「英語ができたらいいのにな~」なんて思うことは誰しも経験があるでしょう。

中学、高校と英語の勉強をしても、いざネイティブとの会話ではどうしたら良いかわからない、という人も多いかと思います。

私も10年ほど前にアメリカで生活し始めた当初は、相手の言うことがわからない、何を言えばいいかわからない、結局辞書に頼りきりで手放せない、という時期が長く続きました。

そんなとき、シアトルの紀伊国屋で出会った本が関 正生氏著「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」でした(正確に言うとカラー改訂前でしたが)。
英語はスポーツと同じく、正しい練習方法をしていれば必ず上達します。

当時、私が実践した勉強方法と合わせて「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」の内容を少しだけご紹介します。
仕事、資格、あるいはネイティブの恋人がほしい。
ご自身の目標に向かって、英語を勉強していきましょう。

「なんのために」英語を勉強するのでしょう

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「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」の内容を見る前に、まずはご自身が何のために英語を勉強するのか考えてみましょう。

「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」にも書かれていることですが、英語は目的によって勉強方法が大きく変わるからです。

「普段の会話は中学英語で充分」「TOIECのテストと日常会話は別物」「英検は2級程度も充分」「大学受験の英語ができても、しゃべれることとは別」。

こんな言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
いったい、どんな英語が使える英語なのか迷う人も多いかと多いでしょう。
関 正生さんはこう言います。

「世間の「使える英語」なんていうのは「どこでどう使えるのか」を定義しないで、商売目的に使われる実体のない幻想です。」(「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」p35より)

英語を格闘技に例えて考えてみましょう。
どんなに強いボクサーがいても、いきなり柔道の試合に出たら普段から投げ技に慣れている本場の柔道家には手も足もでません。
逆に普段の練習で人を殴らない柔道家は、ボクシングの試合では録にボクサーにダメージを与えることはできないでしょう。

TOIEC、英検、普段の会話は同じ英語でもルールが違い、また必要とする能力も違います。
「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」を読みながら、自分に目的に沿った勉強方法を探しましょう。

英単語の覚えた基準は「見て意味がわかる」こと

英語を習い始めたころ、単語のつづりの練習を一生懸命していた人も多いしょう。
しかし、英語の上達のためには必ずしもスペルまで完璧に覚える必要はありません。

まずは意味が分かる単語を増やしましょう。
スペルを覚えるのは時間と労力が必要です。

もちろんスペルもわかること方が良い場合もありますが、少しでも早く英語を上達させたいなら見たら意味が分かる英単語を増やすほうが効果が高いのです。
スペルもわかる英単語が10個あるより、意味だけがわかる英単語が100個ある方が理解できる英語は格段に違うのです。

では意味が分かる英単語を増やすにはどうしたらいいでしょうか。
それはとにかく英単語を目にすることです。
例えば英単語帳を10分間の間でとにかく読み進めてみましょう。

このとき、スペルは意識する必要はありません。
英単語を目にする回数が増えれば、それだけ記憶に残りやすくなります。

見たら意味が分かる、の基準も大切です。
英単語をみたら0.1秒で意味を思い浮かべることができる、これが英単語の意味を覚えたという基準です。
大変に思うかもしれませんが、英単語に触れる時間が多くなれば必ず0.1秒で意味を思い出せる単語は増えます。

例えば「I love you」という言葉は瞬時に意味を思い浮かべることができるでしょう。
それだけ目にする頻度が高い英単語であることの証拠です。
見る頻度を増やす工夫をしながら英単語を覚えましょう。

文法は非ネイティブが英語を理解する武器

文法は非ネイティブが英語を勉強するための武器になります。
文法がわかると、英語の勉強時間は短縮することができるのです。

例えば、まったくルールのわからない人がサッカーの試合に出たとしましょう。
はじめはフィールドの中でボールを蹴って、何をすればいいかよくわからない時間が続くでしょう。
あるいは、「なんで手でつかんでボールを取らないのだろう」なんて考えることがあるかもしれません。

時間がたつにつれて、ルールとしてボールを手で触れてはいけないことは理解できるかもしれません。
でもこういったことは、最初からルールの説明を受けていればすんなり理解できることですよね。
最初からルールがわかれば、より早く楽しくサッカーをすることができるでしょう。

英語も同じです。
最初にルールを学び、文章の法則を知ることができれば英語の理解はより早く深まります。

また、英文法は大人が英語を理解する上でも武器になります。
子供は吸収力や頭の柔軟性が英語を理解する武器になります。

一方の大人は頭の柔軟性などは子供に及ばないかもしれませんが、子供にない論理的な思考能力が育っています。
備わっているせっかくの武器ですから、有効利用して英語の学習に役立てましょう。

文法を身に着けるには都度調べることが大切です。
スポーツでもルールがわからなければルールブックを開きますし、家電も使い方に迷ったらマニュアルを開きます。
英語の使い方がわかない場合、そんなときに文法を調べると勉強の効率は上がります。

関 正生氏の著書にも「世界一わかりやすい英文法の教科書」という、英文法の理科に役立つ本があります。
ルールを確認しながら英語の上達に役立てましょう。

英語の最高の教材、それは漫画

英語の勉強に最高の教材のひとつが漫画です。
最近では日本の漫もはかなりの数が英語翻訳されています。
これらの漫画のひとうひとつが最高の教材になります。

アメリカ在住時、このことを「世界一わかりやすい英文法の教科書」で知った私も近所の図書館に通い日本の漫画を読み漁りました。
近所の図書館には「DEATH NOTE」や「BLEACH」、「エヴァンゲリオン」に「セーラームーン」といった漫画が置かれていました。

中でも当時の私が活用したのは少女漫画の「フルーツバスケット」。
ストーリーもさることながら、当時の英語力で楽しめる内容で全巻を3周ほど読んだのを覚えています。
自分のレベルにあった本があれば、繰り返し読むのがいいでしょう。

また、アニメもリスニング教材として最適です。
「世界一わかりやすい英文法の教科書」では内容が楽しめて聞き取りやすいアニメとして「DEATH NOTE」や「Dragon Ball」が進めらています。

私も休みのたびに「Dragon Ball」をはじめ「ポケモン」の映画などでリスニングの勉強をしました。
飽きずに楽しく英語が勉強できる日本のアニメは、やはり世界に誇る文化なのかもしれません。

英語版の漫画はAmazonなどの通信販売や大型書店で手に入れることができます。
日本語版の書籍に比べ少し高額ですが、飽きずに勉強することができる英語のテキストをだと思えば決して高くはないでしょう。

英語版のアニメはAmazon prime、Hulu、Netflixで探すことができます。
既に登録している人は試しにお気に入りのアニメの英語版を探してみましょう。

ちなみに関 正生氏がこれから登録する人にオススメしているのはNetflixとのこと。
理由は人生で一番聞き込んだ「DEATH NOTE」が見れるからだとか。

英語を学ぶことは文化を学ぶこと

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いかがでしたでしょうか。
ひとくちに英語と言っても勉強方法は様々です。

今回ご紹介した内容は「カラー改訂版 世界一わかりやすい英語の勉強法」の一部です。
英語を学ぶ目的は人によって様々ですが、だからこそ目的に沿った勉強方法を選ぶことが大切です。

近年では優れた翻訳・通訳のツールが登場していますが、英語を学ぶ意味は単に別の言語を習得するというだけのものではありません。
言語は文化からできており、言語を学ぶことは違う世界の文化や考え方、歴史を学ぶことにつながります。
言語上のコミュニケーションだけではなく、世界を理解することにも繋がるのです。

自分の目標を達成しながら、英語を学ぶことで世界とつながるコミュニケーションツールを身につけましょう。



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